家づくりコラム

2020.07.03

「家を建てたい! でも土地ってどう探せばいい?」
【ハウスメーカー社員が書く家づくりコラム_Vol.11】

コラム『いつかは夢の家づくり』

ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。

とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。

 

今回は Vol.11_「土地の探し方」についての記事です。

 


 

売地イメージ画像

なかなか 建築地を決められないという方が けっこう いらっしゃいます。

 

建て替えの方や 既に土地を持っている という方は いいですよね そこに建てればいいし 予算も 建物の予算だけ考えればいいです。

土地を探して 家を建てる という方は どこに どのくらいの広さで いくらくらいの予算をかけて 土地を探すか 考えなくてはいけません。

 

●●駅から○分以内 とか ●●市にある会社まで○分圏内 とか 夫婦の実家の中間地点くらいで とか 今の住まいから学区を変えずに とか いろいろ 考え方はありますよね。

そんな条件さえ 不動産屋さんや ハウスメーカーに伝えれば 「そしたらこのへんのエリアはどうでしょう」 って 提案してもらえますよ。

 

悩むイメージ画像

そして… 土地情報はいっぱい集まったけど… どの土地も一長一短で… 希望条件をクリアしている物件は予算オーバーで… 決められない!!  …ってなる。

土地探しアルアルです。

 

そうならないためには 希望のエリア 予算 土地の広さ その他 周辺環境や道路付けなどに 絶対譲れないラインや ここまでなら譲ってもいいラインを引いておくことです。

 

できれば●●駅10分以内で探したい 15分までなら譲ってもいいけど20分はアウト! 予算がクリアできるなら15分オーバーでも譲るけど予算がオーバーならアウト! とか

もし駅10分以内で見つかれば予算●万円までならオーバーも許す! とか

絶対南道路! 南東 南西 は許すけど東はNG! でも 庭が●m以上とれるなら北道路でもOK! とか

この条件とこの条件がクリアできるならこっちの条件はすこし緩める とか。

条件を ある程度弾力的に考えておくのがいいと思います。

 


 

不動産屋イメージ画像

いざ 希望や条件がまとまったら 土地探しは 不動産屋とハウスメーカー どちらに頼めばいいでしょう。

 

どんな建物を建てるか 建築費がいくらかかるか が 既にはっきり決まっているなら 不動産屋さんでいいかな と思います。

不動産屋さんは 土地のプロですから。

 

一方 ハウスメーカーは 建物のプロ。

どんな家を建てるのにどのくらいの費用がかかるのか とか こんな建物を建てるにはこんな土地がイイですよ と 建物目線で土地探しができます。

ハウスメーカーが土地を持っていて 宅地分譲 あるいは 建て売りの分譲住宅 として 販売することもありますよ。

 

それに 不動産屋さんは 土地さえ売れればOKで あとはどんな建物が建とうが 予算が足りなくなろうが 関係ないですが ハウスメーカーは 土地を買って家を建てるまでが仕事なので 土地と建物と さらに諸経費まで含めての予算計画を立ててくれるし 家づくりに向いてる土地 向いていない土地 といった視点で土地を見てくれます。

 


 

ところで 複数の不動産屋さんやハウスメーカーから 同じ土地を紹介された なんてこと ありますか?

 

不動産業界には 「レインズ」 という 業者間で情報を共有するWEBサイトがあります。

売主から物件の売却依頼を受けた不動産業者は この「レインズ」に情報を登録します。

一方 物件探しの依頼を受けた不動産業者は 「レインズ」を検索して そこに載っている情報をお客様へ紹介します。

だから どこの不動産屋に行っても 同じ土地を紹介されるんですね。

これは 売主のために 「レインズ」への登録が 不動産業者に義務付けられているからです。

 

不動産屋さんやハウスメーカーが既に所有している物件であれば 「レインズ」に登録せずに 自社へ来店してくれたお客様だけに物件を紹介することもあります。

 

売主から売却依頼を受けた物件でも 今日依頼を受けて明日情報掲載する というワケではなく 物件情報を調べたり 物件チラシをつくったりで どうしても数日のタイムラグはありますから

最新情報や 各お店の独自情報は やっぱり実際にお店に足を運ぶ ということにつきます。

 

不動産屋でも ハウスメーカーでも 何度か足を運んで どんな土地を求めているか や 土地探し条件の優先順位の高いものや低いもの を営業担当に理解してもらうと 最初はとにかく多くの物件数を紹介されていたのが 厳選されて最新情報や独自情報を紹介してもらえるようになっていくと思いますよ。

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