家づくりコラム

2020.07.03

「自分が死んだら家族の住む場所はどうなる? 賃貸と持ち家の違い」
【ハウスメーカー社員が書く家づくりコラム_Vol.03】

コラム『いつかは夢の家づくり』

ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。

とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。

 

今回は Vol.03_「賃貸と持ち家の違い」についての記事です。

 

「どっちが得か?」なんていう 金銭的な比較の話は 「家賃の金額と 買う家の金額によります」 としか 言いようがないですから このコラムでは書きません。

それよりは 私の場合 どうして賃貸よりも持ち家の方が良い と思っているのか というところを書いていきたいと思います。

 


 

賃貸は 借り物ですから…

愛着がわかないんですよね 私の場合は。

自分の家 我が家 っていうカンジがしないというか…

しょせん仮住まい 自分の家を建てるまでのつなぎ と思って住んでました。

 

まあ これは 気持ちの問題 みたいなものですが…

 

お金の面で見れば 毎月の家賃をどれだけ払っても その家は自分の所有物ではないし

自分が働けなくなって 収入がなくなっても 家賃を払わないと住んでいられない…

家賃を払えなくなったら 出ていかなくてはいけない…

 


 

持家なら 住宅ローンが終われば 何も払わなくてもそこに住んでいられます。

固定資産税や メンテナンス費用は別ですよ。

 

賃貸では 家賃を支払い続けないとそこに住み続けられない というのが 私が 賃貸よりも持ち家に住みたいと思う 具体的な理由ですね。

 

つまり 「自分が死んだら 家族の住む場所はどうなる?」 ということです。

 

自分がもし 事故や病気で早死にしたら 遺された母子家庭が 今までと同じ家賃を払っていくのは ムリでしょう。

払える家賃なりの 狭いとか古いとか立地が悪いとか の家に移らなければいけなくなってしまいます。

 

持ち家なら その問題は解決。

住宅ローンには 生命保険をセットできるので 自分が死んだら ローンの残額が保険金でチャラになります。

遺された家族は もうローンを返さなくても ずっと同じ家に住んでいけます。

食費や生活費くらいだけ稼げばいいなら うちの妻ならやっていけるでしょう。

子どもの学費くらいの生命保険に入っておけばいいかな と思っています。

 

…え? 賃貸住宅に住んで 自分が死んでも家賃を払い続けられるだけの生命保険に入る というのでも一緒だろうって?

 

それは 大家さんと 保険会社を儲けさせているだけで 自分と家族のためにお金を使っていない と思うのです。

持ち家なら ローンを払うのは 自分と家族の財産である家のため
賃貸で家賃を払うのは 大家さんの財産である家のため だと思ってしまいます。

 

…結局 気持ちの問題みたいになってしまいました…。

 


 

ところで 持ち家(=家を買う)のに 現金で買いますでしょうか?

いえいえ そんなに手元に大金はないので 住宅ローンを組みます という方がほとんど …ですよね?

 

頭金を 最低でも全体の●%は貯めて ローンを組む金額は少しでも減らしましょう! なんていうのが ひと昔前は 当たり前だったようですが…

次回のコラムでは 「住宅ローンを組むということ」についてお届けいたします。

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