家づくりコラム

2020.07.03

「平屋はぜいたく品! 2階建てより平屋建ての方が高くなる?」
【ハウスメーカー社員が書く家づくりコラム_Vol.17】

コラム『いつかは夢の家づくり』

ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。

とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。

 

今回は Vol.17_「2階建てより 平屋建ての方が 安い?」という記事です。

 


 

前回の記事で 「注文住宅より 分譲住宅の方が 安い?」 ということについて 説明しました。

 

分譲or注文イメージ画像

おなじような質問で 「2階建てより 平屋建ての方が 安くできるんじゃないの?」 というのも たまに聞かれます。

 

平屋建てなら安くできる と思っている人がよく言うのが 「平屋建てなら階段がいらなくなる」。
その通りですが 階段の費用なんて 数十万円程度です。

 

「柱の長さが半分で済むでしょ」。 いいえ。 

2階建ての建物の柱は 「通し柱」 という 2階分の長さの柱と 「管柱」 という 1階分の長さの柱を 両方とも使います。 全部の柱が 「通し柱」 ではありません。 4つ角や 出隅 入隅など 必要なところに通し柱を使い あとは管柱を使います。

平屋には 「通し柱」 はありませんが 2階建ての 「管柱」 と同じ長さの柱を使うので 柱にかかる費用はそう大きく変わりません。

 


 

平屋が 高いか安いか については 平屋の面積 によってきます。

「2階建てより 平屋建ての方が 安くできるんじゃないの?」 というのは… 2階建ての半分の面積の平屋建てでいいなら その通り。

2階建てと同じ面積の平屋建てだと 逆に高くなります。

 

平屋or2階イメージ画像

例えば 1階が15坪 2階が15坪 延床面積30坪の2階建ての家を基準とすると
延床15坪の平屋建てなら この2階建ての家よりは安くできますが
延床30坪の平屋建ては この2階建ての家よりは高くなります。

屋根や基礎が倍 必要になりますので…

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