家づくりコラム

2020.07.03

「掘り出し物の土地なんて ありません」
【ハウスメーカー社員が書く家づくりコラム_Vol.12】

コラム『いつかは夢の家づくり』

ハウスメーカーの社員 って どんな家に住むのかな? どうやって家づくりを進めていくのかな? って 皆さん 気になるんじゃないかな、と思ってこのコラムを書き始めました。

とある社員の家づくり記録を基に、これから家づくりをはじめる皆様のお役に立てるようなコラムをおとどけしています。

 

今回は Vol.12_「掘り出し物の土地なんて ありません」という記事です。

 


 

売地イメージ画像

そうなんです。ないんです。

 

掘り出し物の土地っていうと…

立地が良くて 周辺環境が良くて 陽当たりも良くて ちょうどいい広さがあって
そして 相場よりも安く 売りに出ている…
そんな土地でしょうか。

そんなの ないです…

 

立地が良くて 周辺環境が良くて 陽当たりも良くて ちょうどいい広さがあって
「相場通り」 の値段で売りに出ている土地なら いっぱいあります。

 

「相場」 っていうのは その地域で売りに出る土地はだいたいこのくらいの坪単価です っていう金額ですね。

 

坪単価30万円が相場の地域なら40坪で1,200万円 50坪で1,500万円 という金額になりますから
自分の建てようとしている家の大きさや 自分の予算からして ちょうどいい価格になるようなちょうどいい広さ っていうのはあります。

40坪1,200万円ならちょうどいいけど 50坪1,500万円だと予算オーバーになっちゃう とかね。

 

この地域で50坪の土地が1,200万円で売りに出たら 掘り出し物でしょうけど そんなことあり得ないです。

坪単価24万円になっちゃうから。 相場から2割引きになっちゃうから。

 

もし 売主が急いで現金化したくて 相場より安くてもいいから早く売りたい なんていうときは いったん不動産業者が安く仕入れて 相場通りの値段で売りに出します。

 

掘り出し物の土地なんて 不動産業者にとっては あったとしても 一般の方にとっては まず ないんです。

 

どうしても50坪の広さの土地を1,200万円で買おうと思ったら 地域を変えるしかないです。相場が坪単価24万円の地域に。

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